事業継続力強化計画(BCP)とは?

BCP(事業継続計画)とは?

BCP(ビジネス・コンティニュイティ・プラン)とは、災害や緊急事態が発生した場合に、企業が事業活動を継続できるようにするための計画です。具体的には、地震、火災、大規模な停電やパンデミックなど、予期せぬ出来事が起こった際に、重要な業務が中断しないように事前に準備をしておくことを指します。

事業継続力強化計画とは?

事業継続力強化計画とは、中小企業が自社の災害リスク等を認識し、防災・減災対策(BCP事業継続計画)の第一歩として取り組むために必要な項目を盛り込んだもので、将来的に行う災害対策等を記載するものです。
認定を受けた企業は、防災・減災設備に対する税制措置や低利融資、補助金の加点等の優遇を受ける事が出来ます。

事業継続力強化計画の認定を受けると以下のようなメリットがあります。

防災・減災設備に対する税制措置

低利融資

補助金の加点等

BCP(事業継続計画)の必要性は?

企業は多くのリスクにさらされています。

自然災害リスク

感染症リスク

情報漏洩・
サイバー攻撃リスク

2011年東日本大震災のような大きな災害、2019年新型コロナ感染症の流行などの不測の事態にも企業は事業を継続していく必要があります。混乱する状況の中、迅速かつ冷静な判断が求められているのです。リスクの多い現代社会の中で生き残る企業にするには書類づくりだけでなく、そのような事態にも実践的に使える計画にすることが早急に求められています。

2023年帝国データバンク「事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査」の調査結果(要旨)

  • BCP策定率は18.4%
  • 『策定意向あり』は48.6%
  • 3年連続で5割を下回る
  • BCP策定の意向がある企業、想定リスクは「自然災害」が7割を超えてトップ
  • 事業中断リスクへの備え、「従業員の安否確認手段の整備」(68.2%)が最も多い
  • BCPを「策定していない」理由としては「スキル・ノウハウの不足」「人材確保できない」

それはなぜだと思いますか?
策定に必要なスキル・ノウハウがない・・・41.98%
策定する人材を確保できない・・・28.7%
書類づくりで終わってしまい実践的に使える計画にすることが難しい。
多くの企業がこのように感じています。


しかし、想像してみてください。
今リスクに直面した時、あなたの会社に備えがあれば、
状況をうまく把握できて冷静に危機的状況を切り抜けられるのです。


今度こそ、本気で取り組んでみませんか。

BCP(事業継続計画)のメリットは?

事業の早期復旧が
可能になる

外部の信用を守る
ためのアピールポ
イントとなる

被害を少なく抑え
ることができる

従業員が安心して
働ける

リスク分散が
できる

BCP対策に取り組
むと国や自治体か
らの優遇や補助金
が得られる